凍頂烏龍茶


凍頂烏龍茶について


約150年前に中部の鹿谷郷凍頂山に植樹された武夷山茶の植樹された武夷山茶(軟枝烏龍種)と台湾に自生する茶樹が自然交配されて生まれたのが青心烏龍種です。
それ以来青心烏龍種は名実ともに台湾茶の代表品種となりました。

言い伝えによると「1855年鹿谷郷初郷村の林鳳池が中国の科挙(政府主催認定試験でこれに合格すると出世が約束された)の試験を受けるための費用を村の人々が自分たちも貧しいにも拘わらずお金を出し合って助けた。青年は無事試験に合格したが帰りに立ち寄った武夷山で美味しい烏龍茶の茶樹を見つけ、村人の恩に報いる為に茶樹の株を持ち帰り栽培した。栽培は成功し貧しい村の人々は潤った。」と言われています。

現在凍頂烏龍茶と呼ばれるもののほとんどは青心烏龍種の茶葉で作られています。
清香呼ばれるものは無焙煎または微量な焙煎を施したものを指しています。
また、元来凍頂では味や香を調えたり、昔は流通に時間も掛かったために日持ちをさせるために流通させる茶葉に関してはほとんど全て焙煎を施していました。
現在、凍頂烏龍茶の競技会参加茶は100%焙煎茶です。


写真:海抜七百数十メーターの凍頂山頂上にある青心烏龍茶の茶畑。右上の1m80cm程度の茶樹が100年ほど前の凍頂で一番古い茶樹。一般の青心烏龍種の樹高は80cm程度。



凍頂烏龍茶の評価


凍頂を中心とする鹿谷農会(日本の農協に当る)主催の競技会は数千人の茶農が集まり、毎年春・冬の年2回開催されます。
協議会では特等賞(チャンピョン1名)の他、頭等賞(金賞)・弐等賞(銀賞)・参等賞(銅賞)を選びそれぞれ各賞数十人の茶農が選ばれます。
評価基準が下に示した内容です。凍頂烏龍茶の競技会参加茶は通常炭火で焙煎し技術を争います。
自分の栽培したお茶のみならず、他の人の栽培したお茶を焙煎して出品する人もいます。
どの賞のお茶も優劣つけがたい貴重な自信作ばかりで、僅かな違いに優劣が付くのも少々残酷な気がします。


評価方法:
サンプル3gを取り出す→お湯を注入し(150cc、6分位待つ)→お湯を少し冷ます→水色を評価 →香りを評価(約50℃)→味わいを見る(約40℃)→茶ガラを見る

   
評価内容標準(100点満点)
 外観(10点) ・茶葉はギュッと締まり、均整が取れている。
・黄金赤色が茶葉の周りにほのかに感じられる。
・ビリジアンが艶やかに光っている。
・きれいで不純物が混ざっていない。  
水色(10点) ・艶やかなオレンジ色。
・澄んでいて碗底が輝いて見える。
・赤とオレンジ及び琥珀色を帯び、単純な青色ではない。
・エメラルドと青翠色は決して上品であるとはいえない。  
香り(30点) ・茶葉のすがすがしい香り。
・香りがさらりとしている。
・熱くしても冷やしても香りが失われない。
・飲み終えても碗底にまだ香りが残る。  
 味(40点) ・純粋な味で変な臭みが入っていない。
・酸っぱさ、渋さもない。
・口内で活性を生じる。
・後味がよい。  
葉底(10点): ・茶ガラは幼枝と茶葉が離れてない。
・葉と芽が壊れていない。
・葉が柔らかくよく伸びている。
・茶葉の緑の部分と発酵色部分が調和がとれている。





産地表示の偽装防止


当社の凍頂烏龍茶の産地表示は、台湾茶生産者の農会(日本でいう農協です)の発行したDNA証明書がついております。
偽装防止のためにDNA試薬でラベルの色が変わるしかけになっています。
ラベルには通し番号がついており、生産者がわかるようになっています。
鹿谷郷農会のホームページ http://www.lugufa.org.tw/(中国語)


箱にラベルがついてます。下の番号が生産者番号です。

このように試薬をつけると色が変わります。

箱にDNA試薬が付いています。


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