第14号(2003.12.1) 今年はお天気がちょっと変で、夏は寒かったし秋になっても いつまでも汗ばむ日が続いたり、最近は急な冷え込みに身体 も驚いてしまって風邪を引いたりしていました。 そんな中、仕事も忙しくて面倒でつい食事を抜いたり、反対 にストレスで暴飲暴食などと健康を損なうお手本のような日 が多くなり、次第に身体も辛くなっていました。 眠い時、頭をはっきりさせたい時に、無理に美味しくない様 な濃さまでお茶を出してぐっと飲んで無理矢理何か用足しを したり、お茶の持つ効用をあまり良い方向へ使う事をしませ んでした。 遂に限界が来て1日ダウンした日、自分の愚かさに気がつい て、ゆっくりゆっくりお茶を煎れてみました。 当たり前の基本的な「そのお茶に適正の濃さ、温度」そして お茶を受け入れ、香りを楽しむ気持ち。 心が洗われるよう、気持ちが軽くなるようでした。 もっと毎日こうしていれば、こんなに心身ともに追いつめら れずにいたのかもしれないです。 お茶と健康について考えてみる良い機会でした。 日々、人はいろいろな薬や『身体に良い』と言われるものを 気にして、あるいは無意識に身体に取り入れます。 自然の中には薬効のある物が沢山あります。 お茶も昔は薬として扱われていたのでしょう、有名な効用に 利尿解毒作用、気持ちをすっきりさせる効果、リラックスを 促す効果などがあります。 それでなくても、動植物にとって水分を採るという事は非常 に大切です。 近年は水があまりきれいでなくなって、塩素の害などが言わ れておりますが、水に何かを入れると塩素は容易にその物質 にくっついて取り除かれることも良く知られています。 だから一番風呂に肌の弱い人は入らない方が良いのです。 誰か肌の強い人が入った後に入れば、塩素は前に入った人に くっついていってなくなっています。 お茶の飲みがらを布などに包んでお風呂に入れておけば、 塩素はそれにくっついて行きます。 蛇口の水をそのまま飲むよりは、お茶にした方が身体に優し いのは科学的にもそういう理由があります。 ただし、塩素を取り除くために働いた茶葉に大切なビタミン Cは望めないのですが。 一番良いのは浄水器から出た水にミネラルを与えてからお茶 にすることで、より香りも味も引き出され、ビタミンなども 損なわずに身体に取り入れることができるのでしょう。 そこまでは私も完全にはできていないのですが、寒い時期に 温かなお茶は、香りも気持ちを和らげ、アロマテラピーにも 似た効果を実感しています。 いよいよ冬は本番を迎えつつあります。 上手にお茶を飲んで、温かに豊かに生活を楽しんで下さい。