第8号(2003.5.1) 緑の眩しい時期になってまいりました。 暖かい季節はお茶の保存にも気をつけなくてはなりませんね。 特に焙煎の浅い緑茶や白茶等は、臭いが着かない様にきっちり パックして冷蔵保存が望ましいかもしれません。 一番いけないのが温度差の激しい場所、湿気の多い場所。 温度差が大きいと、水蒸気が発生して容器の中で葉が湿ります。 ほとんどの茶がそうであるように、ちょっと気をつけてあげて 下さいね(美味しく飲めるために)。 それでも長持ちする茶というのはあるものです。 しっかりと焙煎され、乾燥をされた茶葉は真空パックなどで空気 を遮断しておけば、とても長持ちするようです。 それには長い時間をかけた乾燥の工程が必須で、それをしっかり した茶葉は何年か寝かせても美味しいと聞きます。 寝かせたお茶と、悪くなったお茶は違うのです。 私が分かるのは、寝かせたお茶は美味しいけれど、腐ったお茶は 美味しく無いということだけですが。 お茶によって保存方法が異なるというのも聞いたことがあります。 冷蔵庫に入れてはいけないお茶もあると言います。 どれがどれなのか、私もはっきり知りません。 お茶を買う時、聞いてみるのも良いでしょうね。 以前、日本茶では有名なお茶屋さんで、何故か鉄観音茶が売って いたので、試しにと買ったことがあります。 ・・・これが腐ったお茶だったのかも、味も香りも粉臭く、本当 の鉄観音の美味しさを知った方が飲んだら驚くような物でした。 このお茶屋さんは日本茶の保存には気を使っても、鉄観音茶には 無造作なことをしていたのではないでしょうか。 お茶なら皆同じです。 どのお茶もそれぞれの特質に合った飲み方と保存方法があるはず。 そして賞味期限があるのです。 良いお茶を良いまま飲む、なんてシンプルで難しいことでしょうか。 食べ物と同じ、お茶もなま物です。 どうぞ優しく保存して、美味しく飲んで下さい。 保存容器も探してお好みの物を探すのも楽しいかも。 見なれた日本茶用の小さめの茶筒も、なかなかの優れものです。 中国や台湾の陶器ものの茶筒は、高級感があり、美しいです。 お好きなお茶のために、特別に良い容器を用意しても嬉しいです。 お茶を楽しむのは、器や時間も楽しむことですよね、きっと。