第1号(2002.10.1) 急に冷えてまいりましたね。 暖かなお茶の恋しい季節が、またやって来ます。 暑い時期にはどうしても水だし茶に走っていました。 高山茶も岩茶も、水だしにするといつもと違った面持ち。 ごくごく飲んで楽しい夏でした。 肌寒い頃は、やはり熱いお湯で、ゆっくり工夫茶。 気軽に蓋碗で、あるいはオフィスでマグで。 ちょっとした器と茶葉さえあれば、どこででも楽しいお茶の時間です。 香りを楽しむ、という事を考えていたらある日思い付いたことが。 皆さんも良く馴染みのある、大きなカレー用スプーン。 きれいに洗ってさえあれば、これを使うととても便利なんです。 熱いお茶をスプーンですくいます。 飲んで味を楽み、スプーンの熱いうちに乾きかけた裏側を鼻に。 なんと、良く香りが分かるのですよ。 金物は電熱が良いのですぐ熱くなるから、器に入れたお茶自体の 温度が下がる心配も無し。 聞香杯を一人で出すのも、という時、試してみて下さい。 お行儀が悪いのですが、茶海が空いた後、熱いうちに鼻を突っ込んで 香ってみるのも、楽しいですよ(これも、お一人の時にどうぞ)。 新たな香りの発見があるかもしれません。